【居合について】

居合道の始まりは、接近戦の武術として発展してきました。

 

現代では「座る」という姿勢から呼吸を使うことによって生じる無心な集中心が武道の精神性を高め、今日も流派の違いはありますが盛んに心身の健康のために稽古・大会・演武が行われています。

 

当千葉県剣道連盟居合道部 八千代支部では古流は夢想神伝流と各流派を統一した全日本剣道連盟制定居合を、「剣の理法の修練による人間形成の道」として稽古に励んでおります。

 

初心者には正しい基本を分かりやすく親しみ易く、裾野拡大を一番大きな目標として指導しております。

 

【居合道とは】

居合は立合(例えば剣道)に対する言葉で、敵の攻撃に対して一瞬の間をおかず鞘の内から刀を抜き、敵に乗ずるすきを与えないで勝つ技法剣技であります。

また、どのような状況に「居」ても、その状況に見合った行動を直ちに起こせ「合」わせられる心構えとも解釈されます。

 始祖は戦国時代、奥州林崎村(現在の山形県楯岡町)に生まれた林崎甚助で、仇討ちのために編み出した刀術と言われています。

 

稽古並びに演武は真剣で行いますが、初心の段階では木刀・模擬刀を使用します。

 

【段位の授与】

制定居合(全日本剣道連盟が制定した刀法)と古流(夢想神伝流)の技の審査により全日本剣道連盟から段位が授与されます。

 

【居合道のススメ】

1.激しい運動ではありませんので年配年少の方や、女性でも楽に行えます。

  また、天候に左右されず一人でもできますので、健康増進に最適です。

 

2.日本古来の武道に興味を感じている方

  今は外国の方が日本人以上に大変熱心に稽古されています

 

3.板の間生活の少なくなった現在

  板の間に正座することで心の落ち着きと集中力を高めることが出来ます

 

4.刀剣愛好家は是非

  刀剣の美しさは格別ですが、単に鑑賞するだけでなく是非抜いてみてください

 

5.剣道経験者、大歓迎

  現在の剣道が竹刀競技(スポーツ)としての傾向がますます強くなり、本来の剣道を

  学ぶ剣道家のために作られたのがこの全日本剣道連盟制定居合であります。

 

6.少ない予算でできます

 ・最初は稽古着と模擬刀(または木刀)さえあれば始められます

 ・入会金3,000円・年会費(11,000円)と県主催の数回の講習会(1,000円/1回程)

 

7.仲間作りに

  武道愛好家が15名(内女性5名)がいます。

  武道に親しみながら仲間作りができます。

  また、年数回(8月・1月)の食事や飲み会を通して楽しい懇親会があります。