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春場所

 昔の話ですが、尚道館の岡田守弘先生が稽古の合間に、檀崎友彰先生との交際を通じて相撲道の素晴らしさが居合道に通ずるとのお話をよくされました。

岸本師範からも、体作りには四股を踏むことの重要性を話されます。

 

昨日は日曜稽古で実況は見れなかったのだけど、稀勢の里は力の入らない怪我を押してよく頑張りましたね。

体力の限界を超えてあとは気力だけだったろうと思います。

優勝インタビューでも「最後まであきらめず力を出し切った。何か見えない力を感じた」と言ってましたが、まさに神懸った心境ですね。

そして別の「優勝してまず何をしたいですか?」とのインタビューでは「明日から稽古をしたい、傷(怪我)は放っておけば治ります」

 

これは、古武士然とした日本人でしか言えない言葉です。

一日も早い怪我の克服と、ますますの相撲道への精進を祈念してやみません。