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目付について

正座の時の目付けは約4~5メートル先の床上に向け、半眼に開いて遠山の目付けとなって気を四方に配る。 遠山の目付けとは目の前を注視しないで遠くの山を見る気持ちの目付けをいう。

目を半眼に開く一つの方法には、目を普通に開けた状態から上瞼だけを僅かに下げると自然になると同時に瞬きを防げることができる。

 

敵に切りつけたときの目付けは遠山の目付けから倒れた敵に対する目付けに変化する。その際、目線は下がるが顔は下げないように注意する。

 

納刀の後、目付けは再び遠山となり四方に気を配る