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呼吸(その4)

居合道と呼吸は切っても切り離せない関係にあります。呼吸を無視して居合道はないと言うことです。

時折呼吸についての説明をする時、小生が吸う時は口を閉じて鼻で吸っているように見せ、吐く時は口を大きく明けて吐く事が見えるように、そして止めている時は口を結んで演武してみます。

(口を明けたままはあ~と吐いていると馬鹿になったみたいな感じになりますが)

 

ところで最近水泳を始めました。理由は膝を治すことと泳ぐことで無駄な力を省く練習にと思ってのことですが、今は子供の時のように身体が浮いてくれません。水と戯れているといった方が本当かも。

水泳の呼吸は、口で吸って → 止める → 吐く時は鼻からブクブクブク → パッともう一度口から吐いて口から吸う。この繰り返しです。

 

この前の稽古の時に居合での呼吸について話しましたが、水泳の呼吸とごっちゃになってしまって見ていた人は吸っているのか吐いているのかよく分からなかったのではと思います。反省しています。

力まず疲れず、しかしポイントはしっかり抑える。

そういう居合を目差して更に呼吸を研究してみたいと思います。